【心が壊れた地獄の日々⑬最終話】3つの願い
数年前に起きた千葉県野田市の栗原心愛さんの事件を憶えていますでしょうか? 「お父さんにぼう力を受けています。先生、どうにかできませんか」と書かれたアンケートを親に見られたことの恐怖…絶望感。勇気をだして書いたSOSがそんな結末になるなんて…。大人への信頼感が無くなる瞬間だったと思います。 あの事件報道を観たときに、自分の経験と重なって心が痛くなりました。 ボクが自分の経験を踏まえて言いたいことは3つ。 ①子供が出している些細なSOSに気付いてあげてください。 ②子供が求める解決と大人が考える解決は違いがあります。 ③ちゃんと話を聞いてあげてください。 自分が子供のころに受けた傷は、大人になった今でも残っています。 決して無くなることはありません。 この経験を数年前に初めてヨメに話しました。 絶句したヨメが「家って逃げ場ないじゃん?それって地獄だね…」と。 それが初めてこの体験が普通じゃないと感じるきっかけになりました。 当時は「虐められている」という認識はなく、今でも「虐められた」というより、ただ「つらい日々だった」という認識です。(ある意味それが日常だったからかも…) ...